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アーロンチェアをご家庭で!テレワークに最適な機能をご紹介

オフィスチェア

コロナ禍が続く最近では、オフィスに出社せず自宅で仕事を行う「テレワーク」を推奨する企業が増えてきています。

しかし自宅で仕事をするとなると、長時間仕事する環境ができていないケースも多いですよね。

とくに事務仕事が多い職種などでは、腰痛や身体の負担が増える事もありますので、自宅でのチェア選びは重要です。

今回ご紹介するアーロンチェアは、こうした身体の負担を軽減できるチェアとして大変有名なオフィスチェアです。

その卓越した機能性についてご紹介していきますので、テレワーク用のチェアとして是非ご検討下さい。

オフィスチェアの王道、アーロンチェア

リモートワークに最適なチェアを探した時、まっさきに浮かぶのがハーマン・ミラー社の「アーロンチェア」ではないでしょうか?

世界中で愛用している方が多く、長年支持されている事から「オフィスチェアの王道」とも言える風格があります。

まずはアーロンチェアはどういったチェアなのかをチェックしていきましょう。

オフィスチェアの常識を変えたモデル

1994年に誕生したアーロンチェアは、イームズのチェアなどで知られるアメリカの家具ブランド「ハーマンミラー社」が設計しました。

アーロンチェアは人間工学に基づいた「身体に負担の少ないデザイン」と、世界で初めてウレタンなどクッション材を用いない「メッシュ素材」を採用した画期的な商品でした。

また、身体に合わせ細かい設定が可能な操作性も魅力のひとつ。

発売後圧倒的な支持を獲得し、MOMAの永久コレクションやグッドデザイン賞など数々の賞も受賞しています。

2016年には後継機種である「リマスタード」シリーズも発売され、世界中で長年のユーザーを抱える「オフィスチェアを代表するモデル」なんです。

アーロンチェア独自の機能

アーロンチェアでは、今までになかった機能が多数搭載されています。

中には他のモデルでも似たような機能を搭載したチェアが出ていますが、最近発売されたリマスタードモデルで新たに機能を更新。

ここではアーロンチェア独自の機能についてご紹介します。

・ペリクル

チェアの座面から「クッションを取り除く」という大胆な発想に基づいた試みがペリクルです。

クッションの替わりに採用されたメッシュ素材は、体圧分散・抜群の通気性を確保したクッションに替わる素材として注目され、世界で初めてアーロンチェアに採用されました。

・キネマットチルト

人間の運動を科学的に研究し開発されたキルマットチルトは、ハーマンミラー独自の機能として特許を取得しています。

この機能の特徴は、身体の各部位の動きをサポートするために生まれました。

チェアに座った姿勢でもスムーズに動けるよう、前傾や後傾姿勢を取った場合に身体を活性化する動きを実現。

特に他のモデルには少ない「前傾チルト=前屈みになる姿勢をサポートする機能」は、アーロンチェア独自の機能のひとつと言えるでしょう。

・ポスチャーフィット

チェアに座った時の腰の負担を軽減するため機能、ランバーサポートを進化させたポスチャーフィットもハーマンミラー社独自の特許を取得した機能です。

身体の仙骨と呼ばれる箇所をサポートすることで猫背を本来の正しい姿勢(S字カーブ)にサポートしてくれる機能です。

身体の負担を和らげる機能

アーロンチェアでは、これら独自の機能と合わせてアーム(肘)の稼動や昇降機能といったさまざまな機能を搭載しています。

どっしりと洗練されたデザインと併せて、身体の負担を和らげてくれるチェアとなっています。

リマスタードモデルの進化した点

1994年登場し、それまでのワークチェアの常識を覆して来たアーロンチェア。

約23年の歳月を経てアーロンチェアの設計者、ドン・チャドウィック自らが考案したリマスターモデルが誕生しました。

このモデルの誕生により、従来のモデルは「クラシック」新しいモデルを「リマスタード」と呼ばれるようになりました。

ここではリマスタードモデルのいくつかの進化ポイントについてご紹介します。

・背・座の張地強度を変更

独自に開発された新素材「8Zペリクル」は、チェアの部分ごとに張地の強度を変える構造にしました。

この仕様により身体に負荷がかかる部分を従来より軽減させる事に成功しています。

・張り地もさらに進化

カーボン素材を使用したアーロンチェアでは、さまざまなカラーを選択する事ができます。

リマスタードモデルでは、張地メッシュの網目が細かく均一化しより座り心地のクオリティがアップしています。

より洗練されたシルエット

クラシックと比較しサイズ感はほぼ変わらずですが、全体のシルエットはより洗練された印象です。

・ポスチャーフィットも進化

腰部のサポート機能として人気のポスチャーフィット。

リマスターモデルでは、従来の仙骨サポートから仙骨・腰椎の縦方向にサポートを強化。

より広範囲の腰部をサポートできるようになりました。

パーツはより細くスタイリッシュに進化しています。

・アームの稼動範囲が増える

従来の上下左右の動きに加え、前後の動きも新たに加わりました。

その他、フレームやダイヤルレバーなどほぼ全ての箇所がバージョンアップされ、使用感の向上を感じる事ができます。

このようにさまざまなバージョンアップが施されたアーロンチェア・リマスタードモデル。

最後にアーロンチェアの更なるおススメ箇所と、気になる点をご紹介します。

※アーロンチェア販売16年。京都の家具販売ヒラタ家具がお届けする「Furniture Direct」

アーロンチェアのその他の特徴

・12年間の品質保証

長年使用する事を前提に設計されたアーロンチェアは、購入から12年と非常に長期間のサポートを実現しています。

ただし、正規販売代理店で購入する必要がありますので、購入の際サポートが受けられるか必ず確認するようにしましょう。

・ヘッドレストは採用されず

アーロンチェアでは、他のモデルにあるオプションのひとつ「ヘッドレスト」を選ぶ事ができません。

ヘッドレストはPCなど画面を長時間見る作業が中心になる場合、頭や首をサポートしてくれる便利な機能ですので、ヘッドレストがない事を覚えておきましょう。
(注 : ハーマンミラー社以外のアーロンチェア用ヘッドレストパーツは販売されています。)

・サイズは3サイズより選択

アーロンチェアでは、身体のサイズに合わせて3つのサイズより選ぶ事ができます。

特にアジア人の体型を意識したサイズ設定が採用されたリマスタードモデルでは、我々日本人の体型に合うモデルが見つかるでしょう。

3サイズの内、A、Bモデルが日本人にフィットしやすいと言われています。

販売店などで、身体のフィット感をチェックしてみて下さいね。

まとめ

今回はテレワークに最適なアーロンチェアの機能についてご紹介しました。

1994年の登場以来、身体の負担が少ないチェアとして常に進化を遂げて来たアーロンチェア。

人間工学をベースに設計された構造は、従来にない画期的な仕様であることが分かりました。

個人的には常にチェアの全てのパーツを吟味し身体の負担を軽減するため、常にアップデートを繰り返している研究姿勢に関心しました。

しかし全ての人の身体にフィットするチェアはなく、例えば腰痛が必ず治るといった希望を保証するチェアではない事は覚えておいて下さい。

多くの機能を搭載し、身体の負担を少なく作業でききるアーロンチェア。

テレワーク用チェアとして、自宅で快適な作業環境を作る事ができますので、是非検討してみて下さいね。

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