国産家具メーカーのデザインチェアが注目を集めているのをご存知でしょうか?
広島市で約100年の歴史をもつ家具メーカー「マルニ木工」が生み出した「HIROSHIMA・ヒロシマチェア」はApple本社にも納入されるなど大変人気のチェアとなっています。
本記事では、マルニ・HIROSHIMAチェアの口コミ・評価についてご紹介します。
HIROSHIMAチェアの口コミ・評価
少し座面が高く、内腿が押される感じがして疲れてしまいます。
HIROSHIMAチェアはダイニングチェアの座面高さ(SH42.5)cmと標準的な高さです。
しかし座面が手間から奥にかけて緩く傾斜していることや、リラックスチェアとしても使用できるよう少し深めの奥行きとなっています。
このため食事の際に前かがみの姿勢になる際、内腿が押されることがあります。
実際に店頭で座り心地を確認すると分かりますが、「足がつかない」「内腿が押される」場合はチェアの脚カットを依頼してみましょう。
脚カットの目安は、2〜3cmまでをおすすめします。
初めてチェアに触れた時、滑らかなアームが素晴らしいと感じました。フォルムが素晴らしいのはもちろんですが、背もたれのカーブも身体にフィットし快適に座ることができます。私は板座をチョイスし、好みのクッションを乗せてリラックスしています。
座面・肘・背もたれの角度が絶妙で身体に馴染む優しいチェアでした。長く使えるため、我が家のチェアコレクションとして愛用していきたいです。
ビーチ材で好みの座面をチョイスして購入しました。現在2週間ほど使用していますが、快適な掛け心地でリラックスできています。購入してよかったと思います。
このようにHIROSHIMAチェアを購入した方は座り心地やデザインを絶賛する声が圧倒的でした。
世界的な人気チェア、HIROSHIMAの座り心地を是非体感してみましょう。
※マルニショールームはコチラ
世界のチェアHIROSHIMAとは?
HIROSHIMAチェアはマルニ木工が世界的に著名なプロダクトデザイナー「深澤直人」氏とコラボし手がけたMade in Japanを代表するチェアです。
「Yチェアを超える椅子」を目標に、マルニの技術を結集し制作されたHIROSHIMAチェアは2008年に発表され、翌2009年ミラノサローネで世界にお披露目されました。
現在世界的に有名なApple本社「アップルパーク」に納入されるなど、世界が認めたデザインチェアとしてマルニ木工を代表するプロダクトとして成長しています。
HIROSHIMAチェアの魅力について
人は多くの時間を椅子で過ごすのですが、「記憶に残る椅子」は人生で出会うことも少ないのではないでしょうか?
深澤直人がデザインしたHIROSHIMAチェアは、座る時の機能性はもちろん、ずっと眺めていたくなるような「存在感」を意識して設計されました。
とくに背もたれはフィット感が特徴ですが、「とろけるような」フォルムが印象的。
チェアとしての機能性と合わせ、オブジェとしてもその完成度が高い逸品と言えるのではないでしょうか?
HIROSHIMAチェアのカスタマイズ
HIROSHIMAチェアの魅力は、オーダー時に自分好みにカスタマイズできることでしょう。
設置するお部屋の雰囲気や組合せを考え、素材・張地を選ぶことができます。
- 材質の選び方とポイント
チェアの材質は「ビーチ・オーク・ウォルナット」から選択できます。
[ ビーチ材 ]
北欧家具によく使用される素材で、白い色味がフォルムを引き立てる特徴があります。
適度な硬さと曲げなど加工しやすい特性をもつ素材で、使用する際は経年変化として、少し黄味がかった飴色に変化していきます。
[ オーク材 ]
硬く耐久性に優れた素材として、多くの家具で使用されているオーク材。
木目に「虎斑・とらふ」と呼ばれる美しい模様が現れることもあり、使用する際は深みのある色合いに変化していきます。
[ ウォルナット材 ]
適度な硬さと温度・湿度による変化が少ない素材として家具材として使用されています。
木目が優しい印象を与え、赤太・白太など木質による表情の変化も選ぶ楽しさのひとつです。
- 塗装・仕上げの選び方とポイント
素材を選んだのち、塗装の色合いや仕上げを選んでみましょう。
塗装色では、最近では木質感を楽しめるブラウン系以外にもホワイト・ブラックといったモノトーンカラーやグレー系のモダンな印象を高めるカラーも注目されています。
[ オイル仕上げ ]
木の材質そのものの質感が特徴のオイル塗装は、色目や風合いといった経年変化を楽しむことができます。
HIROSHIMAチェアでは、下記の素材と塗装色の組合せでオイル塗装を選ぶことができます。
・ビーチ材「ナチュラルホワイト色」
・オーク材「ナチュラルクリア色・ナチュラルホワイト色」
自然な素材の風合いや色味の変化を楽しみたい方は、是非オイル塗装を検討してみましょう。
[ ウレタン樹脂塗装 ]
ウレタン樹脂塗装は表面をウレタン樹脂でコーティングするため、傷、汚れが付きにくいメリットがあります。
経年変化や色味、風合いの変化が少なく日々のお手入れは乾拭きで済むため手入れに手間や時間を掛けたくない方におすすめの仕上げ方法です。
HIROSHIMAチェアは座面が板状の「板座」と布・革などクッション式の「張座」を選ぶことができます。
[ 板材の特徴 ]
板座は文字通りクッション材や張地を使用せず板状に仕上げられた座面を意味します。
板座はクッションや張地の経年変化や汚れを気にせず使用できる特徴があります。
また身体を包み込むような優しいフォルムで、長時間座っても疲れにくいよう設計されています。
[ 張座の特徴 ]
食事以外の寛ぎなどリラックスタイムに使用する目的でチェアを検討する際は、張座を選ぶ方法もあります。
色柄や風合いで木部に合わせ布地を選ぶ、牛革の質感や耐久性を選んでみては如何でしょう。
また、座面にはクッション材を受け止める「ダイメトロール」というシートの張りを使用し、底つき感の少ない快適な座りを実現しています。
- 張地を選ぶポイント
張座を選んだ場合、チェアの張地を「布地」「牛革」から選びます。
それぞれの張地の特徴は下記内容になります。
[ 布地 ]
M1〜M5ランク別の布地から選択できます。
ポリエステル、ウールなど生地ごとに素材感や風合いが異なりますので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみましょう。
[ 牛革 ]
L1〜L2のランクより牛革を選ぶことができます。
シボ感(凹凸)の少ないスムーズ系のレザーや、独特な触感・風合いが特徴のヌメ革など希少な革質も選択可能。
チェアの木部、お部屋のテイストに合わせ選んでみてください。
このようにHIROASHIMAチェアは木部や張地など自分好みにカスタマイズできます。
長く使える1脚を、選んでみましょう。
HIROSHIMAチェア人気モデルを紹介
HIROSHIMAチェアのタイプ別人気モデルをご紹介していきます。
フォルムを楽しみたい方へ
[ HIROSHIMA ] アームチェア・板座
サイズ : W56×D53×H76.5(SH42.5)×AH65.5cm
材質 /仕上げ : ビーチ材/ウレタン樹脂塗装
HIROSHIMAチェアのシンプルなフォルムを楽しみたい方は板座がおすすめ。
背もたれからアームにかけて緩くカーブしたフォルムが、優しく身体にフィットします。
ダイニングチェアとしてはもちろん、リビングで寛ぐチェアとしてもお使いいただけます。
張座の優しい寛ぎ感を
[ HIROSHIMA ] アームチェア・張座
サイズ : W56×D53×H76.5(SH42.5)×AH65.5cm
材質 /仕上げ : ビーチ材/ウレタン樹脂塗装
テーブルやお部屋のテイストに合わせ、チェアの張地を選択できる張座は、優しい寛ぎ感を与えてくれます。
ファブリックや牛革など、張地の特性や色合いを選んでみましょう。
ファブリックタイプはカバーが取外し可能で、メンテナンス性にも優れています。
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ケエイチのイチオシポイント
HIROSHIMAチェアが発売され10年以上経ちますが、マルニ木工を代表するチェアへ成長しています。
今回「日本が誇るデザインチェア」として、改めてデザインや座り心地を特集してみたいと感じましたので、ご紹介しました。
毎日眺めて使いたくなる、素敵なデザインチェアだと思いますので、是非検討してみて下さいね。
まとめ
マルニ・HIROSHIMAチェアの口コミ・評価についてご紹介しました。
HIROSHIMAチェアは北欧テイストを残しつつ、シンプルながら印象に残るデザインと優しい座り心地のが特徴のチェアであることが分かりました。
好みの材質や張地をセレクトし、お部屋の雰囲気に合わせコーディネートしてみて下さい。
HIROSHIMAチェアを、是非この機会にご検討くださいね。