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桐たんすの歴史を知ろう。現代の収納家具として活用する方法

お役立ちコラム

着物を収納するたんすとして、桐たんすは昔から愛用されて来ました。最近では少なくなりましたが、桐たんすを「嫁入り道具のひとつ」として新居に入れる風習もありましたね。

普段着物を着る機会が少ない方でも、大切な着物を収納するために桐たんすは必要ですよね。
そこで今回は、桐たんすの歴史と現代の収納家具として活用する方法についてご紹介していきます。

実は着物の収納意外にも桐たんすを活用する方法がありますので、こちらも是非参考にご覧くださいね。

桐たんすの歴史はいつから?

着物を収納する方法として、江戸時代までは長持ちと呼ばれる箱などが使用されていました。
江戸時代に入ると貨幣経済の発達に伴い、より多くの着物を収納する必要が出てきたため、桐たんすが作られるようになります。

しかし引出しなど多くの工程を経て仕上げる桐たんすは、大変高価であった為、庶民に普及するのは江戸時代中期以降と言われています。

嫁入り道具として重宝される

江戸末期頃から本格的に庶民にも桐たんすが使われるようになります。この頃、女の子が生まれると庭に桐の木を植え、嫁入りの頃職人に桐たんすを作製してもらい嫁ぐといった風習がうまれました。

日本の温暖湿潤な四季の気候に合わせ伸縮し、着物の保存に最適な桐たんすは嫁入り道具のひとつとして使用されるようになって行きました。

明治時代は見栄えも重視

明治時代に入ると、日本は武士の階級社会から急速に近代化の波が訪れます。嫁入り道具として親しまれるようになった桐たんすは、ニ段の桐たんすを一段ずつ持ち運べるように作られるなどしました。

デザインに於いてもシンプルな金具が登場するなど装飾、機能性も少しずつ進化していきます。
桐たんすの表面に纏う「との粉」は、女性の化粧のような役割になります。着物を収納する女性特有の持ち物として、桐たんすは親しまれて来た事が分かります。

桐たんすが栄えた大正時代

第一次世界大戦を終えた大正時代、戦争経済による大正バブルの時代に入ると高級品の桐たんすも大いに生産されるようになります。また、この頃から桐たんすにもランク別に生産されるようになりました。

タイプ別にご紹介しますと次のようになります。

  • 前桐たんす→前面が桐
  • 三方桐たんす→前・左右側面が桐
  • 四方桐たんす→前・側面・後ろが桐
  • 総桐たんす→引出しなど全てが桐

このように桐の材料自体も高価であった事が分かります。総桐たんすは当時から最高級品として富裕層を中心に使用されてきました。

この頃から多少無理をしてでもより高級な桐たんすを娘に持たせたい親心もあった事でしょう。

激動の昭和時代の桐たんす

第二世界大戦で大きな痛手を受けた日本は、戦後の復興から飛躍的な経済成長を遂げるようになります。経済発展に合わせて、西洋式の近代化も進み着物を収納する桐たんすの需要も著しく減少しました。

しかし着物は祝い事や特別な日に着る晴れ着として残り、親の代からの嫁入り道具として桐たんすを持たせる風習は文化として残りました。また昭和の終わり頃から始まるバブル景気の頃は、嫁入り道具として桐たんす、婚礼収納(ワードローブ・整理たんす)、ドレッサーの「婚礼セット」を嫁入り道具として持たせる事も流行りました。

平成〜現在の桐たんす

引用 : http://www.shiga-mokkou.com/

この頃からマンションを中心に衣類の収納も大きく変わる事になります。ビルトイン収納やクローゼットといった収納システムが取り入れられるようになり、洋服たんすや整理たんすは必要なくなり大きく需要が落ち込みました。

そんな中桐箪笥は地方の名産地(紀州・会津・泉州・加茂など)を中心に伝統的工芸品として今も根強く生産されています。着物と併せて日本の伝統産業として、こうした文化を残す必要があると言えるのではないでしょうか?

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現代の収納家具としての桐

引用 : https://asakurakagu.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/soukiritansu_item07.jpg

桐たんすを現代のお部屋で使う場合、江戸時代と住空間が大きく異なる点について考える必要がありますよね。ここでは桐たんすを使用する際に、いくつかチェックポイントを挙げていきます。

和室がなくても使える?

桐たんすは「畳の部屋で使うもの」という暗黙のルールがありそうなものですが、実際はフローリングでも全く問題なく使用できます。

実は畳も江戸時代に生まれた日本の発明品なのですが、江戸時代以前の日本では板の間だったんです。マンションなどフローリングで、是非コーディネートに取り入れてみましょう。

着物意外の衣類も収納できる?

桐箪笥は湿気が多い時は膨らみ、乾燥している時は適度に通気性を確保する防湿効果が大変優れた収納家具です。衣類を収納する環境は抜群ですので、着物以外の衣類ももちろん収納できますよ。

ミンクやカシミアといった、デリケートな高級衣類を保管するのにも適していますので、是非着物以外の収納にもご使用下さいね。

との粉以外の仕上げはある?

桐たんすといえばとの粉仕上げが一般的ですが、素手で触ると脂ジミがついてしまう事があります。との粉以外の仕上げ方法は、日々研究されていて代表的な仕上げ方法をご紹介します。

焼桐の風合いも人気

桐たんすの表面を、バーナーなどで焼き目を入れた「焼桐(やきぎり)」も人気の仕上げ方法のひとつです。桐の表面を削り再生する「洗い」修理の際、これ以上削れなくなった場合など昔は焼桐にしたと言われています。

との粉と違い油単を使用せず使う事もできますので、フローリングなどには焼桐たんすもおすすめの仕上げになります。

よりカジュアルなオイル塗装

最近開発された、桐のたんすの表面にオイルを染み込ませる「オイル塗装」。ウォールナットなど洋家具の仕上げに近くなりますので、リビングなどに置いても違和感がないのがメリットです。

オイルが掛かっていますので、水拭きできお手入れも大変ラクに。着物以外の普段使用する衣類を入れる整理箪笥としてもカジュアルにご使用頂けます。

このように桐たんすは、現代の住空間に合わせて充分使用できる事が分かりました。フローリング似合うデザインや塗装などもチョイスできますので、リビングなどで気軽に衣類を週にするたんすとして使ってみるとよいでしょう。

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まとめ

今回は桐たんすの歴史と現代の収納家具として活用する方法についてご紹介しました。江戸時代から使用されるようになった桐たんすは当時の人々の着物が増えたことで、より多くの着物を収納する目的で作られた収納家具でした。

明治や大正時代には、桐たんすは嫁入り道具として定着し、さまざまなタイプが登場したのが印象的でした。「着物の収納」はもちろん、さまざまな衣類を収納するのにも桐たんすは優れています。

現代のリビングなどに合わせやすいオイル仕上げなど新しい塗装もありますので、是非気軽に使ってみましょう!

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