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ソファの座りが悪くなる理由とは?長持ちさせるコツを解説!

お役立ちコラム

毎日座っているリビングのソファは、長年使用するとどうしても座り心地が悪くなってきますよね。

それまで気つかなかったのですが、ある日突然「あれっ!」と急に座り心地が悪くなる事があります。

これはクッションのへたりや、その他の部品の劣化が原因なのですが、修理や買い替えが必要になる事も。

そこで今回は、ソファのクッションがへたる原因と対処法についてご紹介していきます。

普段使っているソファの目安にご覧くださいね!

ソファの座り心地は悪くなる?

そもそもソファの座り心地は、使っていると悪くなるのでしょうか?

知らなかった方にはショックですが、実はどんなソファでも少しずつ座り心地は悪くなっていきます。

ですがその原因は、必ずしもクッションのへたりだけが原因とも限らないんですよね。

ソファの座りが悪くなる原因は、

  • クッションがへたる原因
  • 座り心地が悪くなる原因

の2つについて考える必要があります。

それぞれの原因について考えてみたいと思います。

クッションがへたる原因とは?

まずはクッションがへたる原因について解説していきます。

クッション材は、ウレタンというゴムでできています。

ウレタンとは、素材であるゴムに空気を含ませ発泡させる事で、適度な弾力を保つ事ができる材料なんです。

へたりの原因は加水分解

ソファのクッションは、長年使用するとウレタンの中の空気がゆっくりなくなっていきます。

ウレタンのゴムそのものも「加水分解」という劣化現象が起きてきます。

このようにクッションが古くなると形を保つのが難しくなったり、空気がなくなる事で「へたった」状態になってしまうのです。

座り心地が悪くなる原因は?

先ほどご紹介したウレタンのへたり以外にも、ソファの座りが悪くなるポイントがありますので、ご紹介していきます。

  • バネの劣化も原因のひとつ

ソファの座面の底には、シート状で座面を受け止める「ウエービングテープ」や、波型のバネである「Sバネ」が使用されています。

例えば子供が飛び跳ねたりすると、バネを突き破ったり素材そのものが弱りますので、こちらも原因のひとつなんですね。

  • その他材料の劣化もチェック

ソファの骨組みは、木材や金属でできています。

長年の使用でビスが緩んだり、部材そのものも劣化していきます。

これらの劣化はソファの軋み(きしみ)やズレを引き起こしますので、結果として座りが悪くなる原因にもなります。

ソファの座りが悪くなる目安は?

先ほどご紹介したクッションやソファの部材は、使用していく中で徐々に劣化していきます。

毎日どれくらい使ったかにもよりますし、使用していなくてもクッションのウレタンなどは劣化していきます。

使用期間の目安としては、6〜7年と言われています。

ただし、座面の同じところに毎日長時間座っていたり、子供が飛び跳ねたりといったハードに使った場合は、寿命が短くなります。

ソファのウレタン、種類をご紹介

ソファのクッション材であるウレタンは、さまざまな種類があります。

ソファの購入時に、できればウレタンの種類も確認してみましょう。

チップウレタン(汎用ウレタン)

ウレタンを細かく砕いたクッション材。

おもにスポンジの端材を使用します。

ウレタンを圧縮し蒸気で固めて作りますので、へたりにくい特徴があります。

ラバーウレタン

柔らかく耐久性があるウレタン。

当たりを柔らかくする必要がある箇所に使用されます。柔軟性があるのが特徴でm、ソファのクッション材でよく使用されます。

モールドウレタン

成型した型にウレタンを流し込み、発砲させたウレタンです。

もっちりと弾力のあるクッション性が特徴。

一般のウレタンと比べコストが高く、ヨーロッパの高級ソファなどに使用される事が多いウレタンです。

耐久性も高く、へたりにくいのが特徴。

ソファのクッションを作る場合は、このようなウレタンをいくつか重ねて作製していきます。

一般的にはチップウレタン・モールドウレタンなど硬いウレタンを下に敷き、ラバーウレタンなど柔らかいウレタンを上に敷き作製する事が多いです。

また、クッションの種類によっては、一番上の層にフェザーやウレタン綿など、体圧分散に優れた優しい素材を使用する事もあります。

ウレタンの劣化は防げる?

ソファのクッション材であるウレタンは、どんなものでも必ず劣化していきます。

ウレタンの劣化を防ぐ方法は、根本的にはないものの、以下の方法で「劣化を遅らせること」ができます。

  • 座面が2つ割れのソファの場合、片側だけ使用するのを避けなるべく均等に使用する方法。
  • 劣化が気になる場合はソファの使用時間を短くするなどの方法があります。

このように使用時間や方法を工夫して、寿命を伸ばしてみましょう。

へたりを感じたら修理か買い替えを

ソファの座り心地が悪いと感じたら、どこかのタイミングで修理するか、買い替えする必要があります。

また、クッションがへたるタイミングの前後に張り材の布が薄くなって破れたり、牛革などは割れてしまう劣化現象が出て来る事もあります。

ソファを修理する場合は、購入したお店に尋ねるか最寄りの修理業者に相談してみる事をおすすめします。

まとめ

今回はソファの座りが悪くなる理由についてご紹介しました。

ソファは使用していく事で、少しずつ劣化していくことが分かりました。

また、クッション材のウレタンがへたる以外にも、バネや部材といった構造物についても、劣化していきます。

クッションのへたりや劣化を防ぐ根本的な方法はないので、使用の仕方に注意する必要があります。

ある程度使用期間が経ったら、座り心地をチェックしてみましょう。

ソファは一定の期間使用すると、修理や買い替えをする必要があります。

ソファの座り心地を日々チェックして、快適な座りをお楽しみくださいね!

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