衣類や身の廻りのアイテムを整理するのに便利なチェスト。
最近ではマンションなどクローゼットが充実していますので、いわゆる「家具のチェスト」が必要な状況は限られてきています。
しかしお部屋を整理する為のチェストは、状況によっては必要だったりしますよね。
そこで今回は、シチュエーション別のチェストの選び方と収納のコツについてご紹介していきます。
目的別にご紹介していきますので、整理の参考に是非ご覧下さいね！
チェストってどんな家具？
チェストのもとは「蓋の付いた貴重品入れ」などの意味でした。
現在では引き出しに「身の廻りのアイテムや衣類を収納する家具」という意味になっていますね。
収納する中身が、時代とともに移り変わったのかもしれません。
お部屋の内容によって異なる
チェストが必要なお部屋とは、どんなところでしょう？
ここではお部屋の内容別に考えてみましょう。
クローゼットのついた部屋
収納は現在、クローゼットの構造が画期的によくなりました。
例えばジャケットなど掛けるポール以外に、あらかじめ引き出しなど好みに合わせてチョイスできる「ビルトイン」収納が基本となりつつあります。
収納をお洒落に、便利にクローゼットは日々進化しています。
ただし、新しくリフォームするかそれなりに高級な新築を建てた場合など、一部の富裕層の方が使用するニーズに応えてのものです。
一般家庭の収納事情
一般のご家庭では、ポールがある程度なので、カラーボックスなどに収納するのが一般的ですよね。
カラーボックスは100均などで手にはいりますので、あとは防虫剤や防腐剤を入れておくだけ。
衣類の収納自体はすごく簡単で安くできてしまいます。
チェストの必要なシチュエーション
それでは、タンスのような収納家具は必要ないのでしょうか？
私は主に次の2つで必要だと感じています。
湿気を防ぐ方法
実はプラスチックのカラーボックスでは、湿気を防ぐ方法はありません。
セーターなど冬物では、湿気でカビが生えることも。
防腐剤だけでは湿気は防げませんので、適度な湿気を遮断してくれるチェストが必要になります。
湿気を防ぐ材料とは？
湿気を防ぎ、衣類を守る素材として「桐」があります。
桐のメリットとして、「湿度に合わせて伸縮する特性があります。
着物を守る桐たんすなどが、代表的ですよね。
チェストでも、表面は薄い突板で中は桐材といったチェストが手に入ります。
デザインも大事
クローゼットの外に置く場合、チェストはデザインも必要になります。
インテリアと調和して、お部屋に馴染むデザインは必須と言えるでしょう。
テイストで探す
このようにデザインと機能を両立したチェストを探す場合、手っ取り早く探すには「お部屋のテイスト」を考えると早く見つかるでしょう。
チェストのテイストとは？
お部屋のテイストとは、和風、クラシック、モダンなどお部屋の雰囲気を意識すると、馴染むチェストが理解できます。
もしテイストでお部屋をまとめていない場合は、色目や木の素材を参考にしてみるとよいでしょう。
ベストなチェストを選びましょう
これらの要素を参考に、衣類を収納するチェストを探してみて下さい。
案外簡単に見つかるかもしれませんよ！
まとめ
今回は、シチュエーション別のチェストの選び方についてご紹介しました。
衣類を収納するチェストは、目的として「湿気を防ぐ」事と「お部屋のデザインにマッチ」する必要がある事が分かりました。
クローゼットが進化した現在では、衣類を収納するチェストは必ず必要という訳ではありません。
しかし、衣類を傷めずお洒落に収納したい場合には、チェストはやはり必要と言えるでしょう。
お部屋のテイストやデザインに合った、素敵なチェストを探してみてくださいね！
