普段の着替えを収納するのに便利なチェスト。
寝室やリビングなど、お部屋に合わせて置くとインテリア映えもしますよね。
しかし現在のご家庭では、「収納といえばクローゼット」と考える方が多いのも事実。
確かに収納力のあるクローゼットは、工夫次第で衣類の収納を賄う事も可能です。
一方のチェストは、収納と合わせて「お部屋をコーディネート」する魅力がある家具でもありますよね。
そこで今回は、チェストの収納や機能性、コーディネートの魅力についてご紹介していきます。
チェストってどんな家具？
チェストとは、引き出しのついた家具の意味で、「たんす」と同じ意味で使われます。
リビングやキッチンなど、お部屋や用途に合わせたタイプがありますので、衣類以外の小物や身の廻りの雑貨を収納する目的でも、チェストは使われます。
チェストの収納と機能性
衣類を収納するチェストとしては、大きく2つの機能性に人気がありますのでご紹介していきます。
引き出しに「桐」を使用したタイプ
夏は高温多湿、冬は乾燥する厳しい日本の気候に合わせ、湿気から守る素材としての桐材。
中に入れる衣類をしっかり防湿したい場合は、引き出しの中材に桐を使用したタイプが人気です。
スライドレールで出し入れが便利に
引き出しにスライドレールが付いたタイプなら、引き出しを一杯まで出して衣類の出し入れができ便利。
衣替えなど入れ替えの際も、作業時間を短縮できるためこちらも人気のタイプとなっています。
このように、デリケートな衣類を湿気から守りたい場合などは、桐材など目的に合わせてチョイスしてみるとよいでしょう。
収納する衣類に合わせたサイズを
チェストに衣類を収納する場合、サイズによっては全て入りきらない事も。
このような場合はクローゼットと併用し、下着だけをランジェリーチェストに収納するなど、アイテムを限定すると便利に使用できます。
サイズは最近はマンションなどの設計上、奥行きが約45cm程度のコンパクトサイズが人気となっています。
収納する衣類に合わせてチェストの幅や高さ、引き出しの数を決めていきましょう。
お部屋に合わせてコーディネート
チェストのデザインは、設置するお部屋の雰囲気や他の家具に合わせる必要があります。
最近ではウォールナットなど天然木のシンプルなデザイン家具が人気ですので、TVボードやダイニングテーブルなど、トータルで素材や色目をコーディネートするとよいでしょう。
また、以下のテイストも人気があります。
細部の作りにこだわったクラシックタイプ
猫脚などアールデコを意識したクラシックなチェストは、サイズも豊富で人気の高いタイプ。
新品でクラシック風に仕上げた家具や、海外の輸入品をリペアしたチェストが手に入ります。
清潔感のあるモダンタイプ
ウレタンやUVのツヤのある塗装で、清潔感のある白いモダンチェストも人気のタイプです。
天然木の木目調以外では、食器棚やTVボードなどにも使用される仕上げですので、チェストを合わせる場合も違和感なく使用する事ができますのでおススメですよ。
雰囲気も楽しむミッドセンチュリー
細い4本脚が特徴のミッドセンチュリータイプ。
低めの高さのチェストなどは、チェスト上を飾り付けなども楽しめます。
壁にポスターを飾ったり、ミッドセンチュリーの雰囲気を楽しんでみて下さい。
このようにチェストにもテイストがありますので、お部屋の雰囲気に合わせてチョイスしてみましょう。
まとめ
今回は、チェストの収納や機能性、コーディネートについてご紹介しました。
収納する衣類の種類や出し入れの便利さなど、快適に使用できるモデルを選ぶ必要がある事が分かりました。
また、最近ではマンション向けのコンパクトサイズが多いので、目的に合わせて選ぶ事ができます。
お部屋のテイストやシーンに合わせて、デザインも凝ったチェストを合わせてみるとよいでしょう。
衣類の収納とインテリア性を意識して、コーディネートを楽しんでみて下さいね！
