DIYを始めた初心者の方へ向けたローテーブルレシピ。
前回はコの字型の簡単レシピをご紹介しました。
今回は4本脚コーヒーテーブルのレシピです。
コの字型と比べややパーツが増えますが、応用の効く構造となっていますので、是非ともマスターしてみて下さい!
テーブル作製が可能になれば、ますます楽しいDIYライフが送れちゃいますよ。
まずはデザインのお話しからです。
コーヒーテーブルのデザインとは?
なるべくシンプルな形状の4本脚コーヒーテーブルを作る際、「天板と脚をどう接合するのか?」という疑問にぶち当たります。
これはDIY初心者のデザインにとっても重要で、シンプルかつ頑丈に作る事が求められます。
脚や天板の太さはカスタマイズ自由ですが、シンプルに作る場合デザインは限られて来ますよね。
そこで考えられるデザインをご紹介していきます。
幕板は必要か?
テーブルの天板と脚を接合する時、天板の下に角材を囲う形で強度を上げるパーツを「幕板」と言います。
4本脚と天板のいずれも補強できる大切なパーツなので、最初にDIYする場合は幕板を入れる事をおススメします。
一方で幕板を使用しないデザインの場合、天板と脚を繋ぐ強度をどのように確保するのかが課題となりますので、今後ご紹介していきますね。
まずはスケッチしてみよう
4本脚コーヒーテーブルのイメージを、スケッチしてみましょう。
天板の厚みや脚の長さ、太さによって仕上がりイメージが変わります。
自分の好みのデザインをスケッチしていきます。
設計図を作りましょう
スケッチをもとに、正面・真上・横から見た図面を作成します。
この時正解な寸法を記載しつつ、ビスの位置なども決めていきます。
スケッチ、図面が完成したら、材料を揃えて作製していきましょう。
4本脚コーヒーテーブルの簡単レシピ
それではコーヒーテーブルのレシピをご紹介していきますね。
サイズは例ですので、好みの寸法でアレンジしてもらってOKです。
今回はちゃぶ台としても使える高さで作製していきます。
必要な材料と道具
材料
・天板 W1200×D600×H250mm×1枚
・脚 W70×D70×H325mm×4本
・幕板1 W900×D250×H300mm×2枚
・幕板2 W460×D250×H300mm×2枚
道具
・のこぎり
・紙ヤスリ
・金づち(木づち)
・木工ボンド(速乾性)
・木ネジ
・電動ドライバー
・L型蝶番
・メジャー、差し金など
・塗料(ニス・オイル・ペンキなど)
その他の道具は100均でも手に入りますので、精度やクオリティを上げたい場合はホームセンターと使い分けるとよいでしょう。
いざコーヒーテーブル作製へ!
1.幕板1と2を交互に四角い枠になるようボンドで接着します。
2.幕板のボンドが乾いたら側面から4方をビス留めします。
3.天板と幕板をボンドで接着します。乾いたらL型蝶番を天板にクロスする形でビス留めしましょう。
4.天板・幕板の内側4角に脚をボンドで固定します。
5.ボンドが乾いたら、幕板の外側から脚をビス留めします。
6.好みのツヤや色を塗装してきます。
ニスやオイルの場合、重ねて塗装するかで質感が変わります。
6.完成
幕板が付いた4本脚のコーヒーテーブルは、強度と使い勝手を兼ね備えています。
長く使えるコーヒーテーブルが完成しました!
まとめ
今回は、DIY初心者に向けた4本脚の簡単コーヒーテーブルレシピをご紹介しました。
今回ご紹介のレシピはダイニングテーブルなど他のテーブルでも応用が効きます。
まずはスケッチから作業までの工程を理解してから作製すると、スムーズに作業から完成まで行くことができます。
テーブル作製でDIYの楽しさを理解して、楽しいモノ作りライフをお楽しみ下さいね!